スマホアプリにするメリット
スマートフォンであるメリットは、ぱっと思いついただけでも、
- 普及率・・・非常に多くの人が持っています。
- ネット・・・インターネットやLANにデフォルトで繋がります。
- 高性能・・・少し前のパソコンよりよっぽど高性能だったりします。
- 携帯性・・・ポケットなどに入れて常に持ち運ぶことが容易です。
- 見た目・・・システム開発のページでも記述しましたが「かっこいい」ことは大事です。
といった感じでしょうか。
ひと昔前のガラケーはdocomo、au、softbankそれぞれに開発環境が異なり、また提供するにも様々な制限がありましたが、androidやiPhoneではかなり自由に開発することが出来ます。
社員への業務ツールとして
さまざまなアイデアが考えられますし、既にたくさんの業務用アプリが存在します。
タイムカードを廃止して、スマホアプリで出勤管理、外出先でスケジュールの確認や更新、客先で迅速に在庫チェックし、その場で注文など。
私がびっくりしたのは、会計ソフトまでスマートフォン対応しているものが出ている事。さすがにそれは・・・とは思いましたが。
今までデスクに一旦戻って書類なりパソコンなりで作業していたことを、スマートフォンならその場で行えます。
工程管理や進捗管理をデスクに戻ってからやっていたとしたら、それはその日1日終わらなければ確認できません。
スマホアプリにすることで、リアルタイムな更新と確認でより詳細な管理が可能となります。
顧客へのサービスとして
お客様に見せる商品カタログをスマホアプリ(この場合は画面の大きなタブレットの方が良いですね)で行ったり、提供サービスのシミュレーターを見せて説明したり、
店舗カードを廃止してポイントサービスをスマホアプリにしたり、こちらもいろいろなアイデアが考えられます。
飲食店などでは、メニューをタブレットにて表示、注文を受け付けるようにすれば、(最近の回転すし屋さんはだいたいそうなっていますね)混雑している日にも迅速で正確な対応が可能です。
また、日替わりサービス、タイムサービスのメニューなどもデータベースと連携して自動で変更することも可能です。
小さなショップなどのPOSシステムを導入していない販売店ではタブレットをレジシステムとして利用されていることもよく見かけます。
今まで手書きで行っていた場合はなかなか大変だった顧客の管理(顧客情報のデータ収集)がスマートフォンなどを利用することで自動で蓄積でき、そのデータを元に販売戦略などさらなる利益向上も考えられます。
広告収入を目的として
ゲームやユーティリティアプリなどのアプリには画面の上下段や前面に広告が表示されるものがあります。
広告の表示回数やクリック回数によって広告代理店より収入が得られます。1クリックに数円~数十円と少額ではありますが、ダウンロード数が多ければそれなりの金額になります。
アプリのためにサーバを用意したりするような大規模なモノでなければ、公開後は定期的な収入が得られる可能性があります。
また、広告エリアには自社の広告や自社サイトなどへの誘導もできるので、広告収入以外にも自社のブランディング効果も期待できます。
ただ、世間で有名なアプリはアプリの価値はもちろんのこと、たくさんダウンロードしてもらうための下地づくりや宣伝(ブーストと呼ばれますが)に
費用を掛けていますので、大きな利益を一朝一夕に得るのは少し難しいです。